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2014/8/13~「小説家になろう」で連載中のファンタジー戦記『エマニュエル・サーガ―黄昏の国と救世軍―』の登場人物&用語についてざっくり解説するページです。各章の簡単なあらすじや年表なども掲載中。 ※当ブログ内の文章・画像等の無断転載はご遠慮下さい。

   
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【国家】

◆トラモント黄皇国

→北西大陸南部の覇者。『黄金の国』とも呼ばれた大国。かつてはエレツエル神領国の属領だったが武力によって独立した。太陽神シェメッシュを国神としている。

 

◆ツァンナーラ竜騎士領

→竜と竜騎士たちが暮らす国。トラモント黄皇国の北部に聳える竜牙山脈に存在し、『竜父』と呼ばれる唯一の雄竜によって治められている。トラモント黄皇国建国以来の同盟国。

 

◆エレツエル神領国

→北東大陸全土を掌握する世界最大にして最強の国家。現在では北西大陸北部諸国の半分を併呑している。元首エシュアは秩序の神トーラの神子。全世界を征服し、すべての大神刻を集めることを国策としている。

 

◆シャムシール砂王国

→北西大陸南部に存在する砂漠の国家。東をトラモント黄皇国、西をルエダ・デラ・ラソ列侯国に挟まれている。砂賊と呼ばれる賊が集まってできた国。超好戦的で竜人族と手を結んでいる。治安や衛生などの環境は劣悪。

 

◆ルエダ・デラ・ラソ列侯国

→北西大陸南部に存在する連合国家。侯国と呼ばれる七つの小国が、投票によって選ばれる一人の王の下で同盟している。

 

◆アマゾーヌ女帝国

→北西大陸中部一帯を支配する大国。代々美神ヤッフェの神子を「華帝」と呼んで仰ぎ、周辺の弱小諸国を庇護する代わりに朝貢関係を結んでいる。女が主権を持ち、男は奴隷として扱われる国家。

◆アビエス連合国

→博愛の神エハヴの神子によって建国された連合国。南西大陸に存在する諸国家によって構成される。盟主はマグナーモ宗主国。


◆モアナ=フェヌア海王国

→アビエス連合加盟国の一つ。南西大陸北部に浮かぶ島嶼国で、特産品の貝細工が有名。

◆フェニーチェ炎王国

→トラモント黄皇国の前身となった古王国。太陽神の神子タリアクリによって建国されたが、やがてエレツエル神領国の侵攻を受け滅亡した。


◆ハノーク大帝国

→遥か古代、『始世期』と呼ばれる時代に世界を支配していた帝国。現代の技術力では再現不可能な未知の文明を持っていたとされる。

 

 

【地域・地名】

◆ルミジャフタ郷

→グアテマヤン半島に存在する小さな郷。始世期から存在し、世界でハノーク大帝国の支配を受けなかった数少ない地域の一つ。現在はキニチ族と呼ばれる一族が暮らし、男は皆戦士として育てられるなど独特の文化を守っている。

 

◆グアテマヤン半島

→北西大陸南部、トラモント黄皇国の南から中央海へ向けて突き出した細長い半島。亜熱帯雨林群生地帯。

 

◆ラムルバハル砂漠

→トラモント黄皇国の西部に広がる砂砂漠。シャムシール砂王国の領土であり、時折砂の中から金が湧く『金泉』という現象が起こる。灼熱の過酷な環境に加え、人間を捕食する竜人やスナヘビといった凶暴な生物も多く出没することから「死の砂漠」の異名を取る。

 

◆死の谷

→ラムルバハル砂漠の南部に広がる岩石砂漠。竜人族の棲み処であり、よほどのことがない限り人間は近寄らない。

 

竜の谷(アラニード)

→トラモント黄皇国北部に聳える竜牙山脈、その頂上付近に存在する谷。竜や竜騎士が暮らす集落があり、ツァンナーラ竜騎士領内唯一の集落にして都のような機能を果たしている。

 

◆クロス海

→北西大陸の中部を東から西へ抉るように広がる内海の名称。東に泰平洋がある。

 

◆泰平洋

→北西大陸と北東大陸の間に広がる海域。

 

◆中央海

→四大陸の中心に広がる海域。

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◆ジョイア地方

→トラモント黄皇国北東部一帯の呼び名。中部に黄都ソルレカランテがある。黄帝の直轄領。

 

◆レーガム地方

→ジョイア地方の南、タリア湖の東に位置する地方。黄帝の直轄領だが、黄都守護隊長のシグムンド・メイナードが代理統治を行っている。

 

◆パウラ地方

→レーガム地方の西、タリア湖の南、ベラカ湖の東に位置する地方。領主はマティルダ・プラム。

 

◆ヴォリュプト地方

→パウラ地方の西、ベラカ湖の真南に位置する地方。領主はファーガス・マーサー。

 

◆オディオ地方

→ヴォリュプト地方の北西、ベラカ湖の西、ラフィ湖の南に位置する地方。領主はハーマン・ロッソジリオ。

 

◆トラジェディア地方

→ジョイア地方の西、タリア湖・ラフィ湖の北、竜牙山脈の麓に位置する地方。領主はリリアーナ・エルマンノ。

 

◆イーラ地方

→オディオ地方及びトラジェディア地方の西に位置する地方。領主はガルテリオ・ヴィンツェンツィオ。

 

◆竜牙山脈

→トラジェディア地方北部からイーラ地方東部にかけて広がる峻険な山岳地帯。そのほとんどが草木も育たない岩山で、人間が好んで近づくことはない。

 

◆三神湖

→トラモント黄皇国中央部にある三つの湖の呼び名。いずれの湖も神の名を冠していることからこう呼ばれる。

 

◆タリア湖

→三神湖の一。ラフィ湖の東、ベラカ湖の北東にある。

 

◆ラフィ湖

→三神湖の一。タリア湖の西、ベラカ湖の北西にある。

 

◆ベラカ湖

→三神湖の一。タリア湖とラフィ湖の中間地から南へ行った位置にある。

 

◆ルチェルトラ荒野

→イーラ地方の西部一帯に広がる乾いた原野。更に西のラムルバハル砂漠へと続いており、エマニュエルで唯一の亜竜の棲息地。

 

◆ピエタ島

→トラモント黄皇国南東の海上に浮かぶ無人島。クアルト遺跡と呼ばれる古代神殿があることで有名。同時にライモンド海賊団の根城にもなっている。別名『海賊島(イゾラ・ピラータ)』。

 

◆クアルト遺跡

→ピエタ島に存在する古代ハノーク人の遺跡。現在ではライモンド海賊団のアジトになっている。

◆コルノ島
→タリア湖の南に浮かぶ島。かつてマウロ一味と名乗る湖賊によって占拠されていたが、現在はライリー一味の根城となっている。

◆獣人居住区(ビースティア)
→三神湖が作り出す三角形の中心に位置する土地。様々な種類の獣人たちが暮らし、黄祖フラヴィオの代から国と不可侵条約が結ばれている。川や湿地帯が多い。

◆ポヴェロ湿地
→獣人居住区の中心に広がる大湿原。大小の沼が数多く存在し、中でも特に大きなカマラ沼には蛙人族の集落であるジャラ=サンガが浮かんでいる。

 

 

【都市等】

◆ソルレカランテ……トラモント黄皇国の首都。「黄都」、「黄昏の都」とも呼ばれる。

◆ジェッソ……オディオ地方にある白亜の町。郷庁所在地。

◆ロカンダ……ソルレカランテの南西に位置する要衝の町。救世軍本部がある。郷庁所在地。

◆ボルゴ・ディ・バルカ……タリア湖の北岸にある港町。救世軍トラジェディア支部がある。郷庁所在地。

◆トンノ……黄皇国の東端にある港町。

◆ビヴィオ……ソルレカランテ東部にある街道沿いの町。小高い丘の上に建物が密集している。郷庁所在地。
◆ドナテロ村……レーガム地方北部にある農村。酪農が盛ん。

◆サラーレ……レーガム地方北部にある港町。郷庁所在地だが住民が保守的で排他的。
◆ピヌイス……レーガム地方北部にある港町。
郷庁所在地。ピヌイス織りが名産。
◆カンナ……オディオ地方北部にある港町。郷庁所在地。かつてライリー一味に襲撃された。
◆グロッタ村……オディオ地方中部にある森の村。林業や組木細工の生産が盛ん。

【その他】
◆ムワンバの丘……獣人居住区北部にある地鼠族の里。丘の内部が家屋になっている。
◆ジャラ=サンガ……
獣人居住区の中心にある水上集落。蛙人族の里。


【機構】

◆黄帝……トラモント黄皇国の君主。世襲制。竜の血脈。

◆黄妃……黄帝の妃。

◆統帥……黄帝から中央軍の統率と一地方の領主の任命を受けた将軍のこと。「大将軍」とも。

◆中央軍部……黄都ソルレカランテにある軍司令部。

◆郷守……地方長官。領主により任命され、複数の集落からなる小地域を統轄する。

◆郷庁……郷守が詰める地方の役所。民政と軍事を司る。

◆郷区……各郷庁が管轄としている区域のこと。

◆帝立軍学校……ソルレカランテにある軍の士官学校。


【貴族】
◆トラモント三大貴族……黄暦335年現在、オーロリー家、ヒュー家、ラインハルト家の三家のこと。
◆血統貴族……五代以上に渡って爵位を保持している貴族のこと。詩爵家のほとんどはこの血統貴族に当たる。
◆官僚貴族……文官として立身し、賜姓を受けた貴族のこと。各大臣~下級役人までを含む。
◆軍人貴族……武官として立身し、賜姓を受けた貴族のこと。将軍~下級将校までを含む。
◆詩爵……トラモント貴族の爵位の一。四つの爵位の最高位に当たる。
◆翼爵……トラモント貴族の爵位の一。詩爵に次ぐ爵位。
◆晶爵……トラモント貴族の爵位の一。翼爵に次ぐ爵位。
◆華爵……トラモント貴族の爵位の一。四つの爵位のうちの最下位。
 

【軍隊】

◆中央軍

→第一~第六までの、黄帝を元帥とした黄皇国軍の主力部隊。有事には最大20万の兵力を召集可能。徴兵制。

 

◆第一軍

→黄帝直属の中央軍。兵力は7万。黄都ソルレカランテに常駐している。よほどのことがない限り出動しない。

 

◆第二軍

→トラジェディア地方に常駐する中央軍。兵力は2万。主力は水軍。統帥は皇女リリアーナ・エルマンノ。エグレッタ城を拠点としている。

 

◆第三軍

→イーラ地方に常駐する中央軍。兵力は3万。主力は竜騎兵団。統帥はガルテリオ・ヴィンツェンツィオ。グランサッソ城を拠点としている。

 

◆第四軍

→ヴォリュプト地方に常駐する中央軍。兵力は2万。統帥はファーガス・マーサー。サント・アリーゴ城を拠点としている。

 

◆第五軍

→オディオ地方に常駐する中央軍。兵力は2万。統帥はハーマン・ロッソジリオ。オヴェスト城を拠点としている。

 

◆第六軍

→パウラ地方に常駐する中央軍。兵力は2万。統帥はマティルダ・オルキデア。トラクア城を拠点としている。

 

◆近衛軍

→黄帝直属の精鋭部隊。皇族の警護を使命としており、常に黄帝の身辺及びソルレカランテ城を警備している。兵力は5千。軍団長はセレスタ・アルトリスタ。

 

◆黄都守護隊

→天領の治安維持を使命とする第一軍の別働隊。よほどのことがない限り出動しない本隊とは違い、天領で何か異変があれば即座に出動し戦闘を行う権限を持つ。兵力はおよそ1万。隊長はシグムンド・メイナード。スッドスクード城を拠点としている。

 

◆憲兵隊

→黄都の治安維持と政治警察としての使命を帯びた新設部隊。兵力は1千ほど。隊長はマクラウド・ギャヴィストン。ソルレカランテ城を拠点としているが、現状はルシーンの私兵に近い。

 

◆地方軍

→各郷庁区の治安維持を目的とした小規模な軍隊。兵力は土地によってばらつきがあるが、だいたい3001000程度。郷庁を拠点とし、地方長官である郷守が指揮権を持つ。

 

◆竜騎兵団

→ガルテリオの配下として組織された、亜竜を騎獣とした部隊。トラモント黄皇国内最強と言われ、編制されてからこれまで無敗を誇る。

 

【城塞】

◆ソルレカランテ城……黄都ソルレカランテにある王城。

◆エグレッタ城……トラジェディア地方にある黄皇国第二軍の拠点。

◆グランサッソ城……イーラ地方にある黄皇国第三軍の拠点。

◆サント・アリーゴ城……ヴォリュプト地方にある黄皇国第四軍の拠点。

◆オヴェスト城……オディオ地方にある黄皇国第五軍の拠点。

◆トラクア城……パウラ地方にある黄皇国第六軍の拠点。

◆スッドスクード城……ジョイア地方とレーガム地方の境界にある黄都守護隊の拠点。
◆ポンテ・ピアット城……レーガム地方とパウラ地方の境界にある黄皇国第六軍の拠点。
◆フォルテッツァ大監獄……オディオ地方南部にある監獄。一度入ると脱出不可能。

【獣人・亜人】

◎獣人

→人間と獣を掛け合わせたような姿の種族。「獣化」と呼ばれる力で完全な獣の姿になれる種族とそうでない種族とに分かれている。寿命は人間の半分程度。

 

◎半獣人

→人間と獣人の間に生まれた混血児のこと。人間の間では「穢れた血」と蔑まれ、差別の対象となることが多い。人間と獣人、双方の特徴を持って生まれる。寿命は人間の半分程度。

 

◎亜人

→人の姿に似ているが、人間でも獣人でもない種族のこと。

 

(作中に登場済の獣人・亜人)

蛙人(フロッグ)族……二足歩行の蛙の姿をした獣人。賢者の一族で争いを好まない。

竜人(ドラゴニアン)族……竜の頭に人間の体を持つ獣人。人間を捕食する。

兎人(ラビット)族……兎の頭に人間の体を持つ獣人。優れた瞬発力と跳躍力を持つ。

角人(ケレン)族……長く尖った耳に小さな角、鹿のような下半身を持つ謎多き亜人。
猫人(ケットシー)族……二足歩行で歩く猫のような姿の獣人。翼獣を操り、騎士道を重んじる。
地鼠(マーモット)族……マーモットの姿をした獣人。神刻石の発掘を生業にしている。
牛人(タウロス)族……牛の頭に人間の体を持つ獣人。優れた戦闘民族で、竜人の天敵。
猿人(ショウジョウ)族……猿人の姿をした獣人。岩壁の登坂や木登りが得意。
犬人(ポチ)族……犬の頭に人間の体を持つ獣人。奴隷として使われてきた歴史が長い。
羊人(シープ)族……羊の頭に人間の体を持つ獣人。臆病だが非常に几帳面な種族。
人馬(セントール)族……上半身が人、下半身が馬の亜人。カザフ大平原に集落を持つ。
人魚(フィン)族……上半身が人、下半身が魚の亜人。グランドスレプ海の海底で暮らしている。

 

【魔物】

◎魔物

→魔界に棲息する邪悪な生物のこと。混沌を好み、人間を捕食する。地裂から現れ、争乱や災害のある場所に集まるという。ほとんどの種は人語を解さない。

◎魔族
→無知性の魔物を率いる高位の魔物。魔族語や人語を話し、魔術を行使する。人間に血を分け与えることで、魔人や魔女を生み出すことが可能。七十二柱いる上級魔族は『魔王の忠僕(ギニラルイ)』と呼ばれ、魔族の中でも特に強力な魔力を持つ。

多眼獣(グラス・サバーカ)……体中に複数の魔眼を持つ犬型の魔物。基本的には群で行動する。
処刑獣(ツァーリ・サバーカ)……多眼獣を率いる下級魔族。犬の頭を持ち、二足歩行。魔工刃と呼ばれる特殊な武器を使う。一つ目だが頭の後ろにも目が隠れており、魔族語を話す。
影人(チェーニ・ムーシ)……全長5メートルにもなる影のような魔物。黄皇国では「ランキー・ブギー」と呼ばれる。普通は瘴気の濃いところにしか現れない。
憑魔(コクアヴォート)……実体を持たず、人間に取り憑いて操る下級魔族。物理攻撃は無効化するが、神術に弱い。
屍霊(ズローヴァ)……実体を持たず、生き物の死体に取り憑いて人を襲う魔物。屍霊に取り憑かれた人間の死体は「屍人」と呼ばれる魔物と化す。炎が弱点。


【生物】

◆スナヘビ

→ラムルバハル砂漠に生息する巨大な蛇。砂の中を移動し、よく人間を襲って丸飲みにする。


◆トスネネ

→グアテマヤン半島に棲息する鳥。色とりどりの羽根を持ち、稀に人の言葉を話す。太古にルミジャフタ郷の英雄タリアクリを太陽の聖所コリ・ワカへ導いたと言われ、その伝説からルミジャフタ郷では霊鳥として崇められている。


◆竜

→エマニュエルでも竜牙山脈にのみ棲息する巨大生物。額に『竜命石』と呼ばれる石を持ち、その石の力で神術を操ったり人の姿を取ったりすることができる。主食は鯨。神に創られた生物と言われ、人語を解し、魂の色や匂いから相手の本質を見抜くことができるという。また血は碧く、その血を飲んだ者は不老となり、血を与えた竜と生命及び感情を共有する存在となる。寿命は200300年ほど。世代ごとに一頭しか存在しないオスの竜は『竜父』と呼ばれ、竜父以外の竜はすべてメス。個体によって鱗や竜命石の色が違う。

 

◆亜竜

→エマニュエルでもルチェルトラ荒野にしか棲息しない竜の姿に似た生物。体長は34m。竜のような翼はなく、人語も解さないが、人を乗せて走ることができ高い瞬発力と持久力を持つ。主食は魚。賢く勇敢で、元々群で生活している生き物のため社会性がある。過去に砂漠の民が家畜としていた。現在では黄皇国軍の騎獣として重宝されている。

【組織】
◆救世軍

→トラモント黄皇国貴族ジャンカルロ・ヴィルトによって創設された革命組織。腐敗の進む黄皇国を打倒し、民衆による新しい国家を建国することを目的に活動している。現在の総帥はフィロメーナ・オーロリー。ロカンダに本部を置き、地方にもいくつかの支部を持つ。


◆翼と牙の騎士団

→ツァンナーラ竜騎士領を守護する騎士団。竜と竜騎士によって構成され、世界一の軍事大国であるエレツエル神領国の艦隊を容易く撃退するほどの強さを誇る。

【民族】

◆キニチ族

→ルミジャフタ郷に暮らす民族。英雄タリアクリの末裔を自称しており、神術の素質に恵まれている。男児皆兵。

 

◆砂漠の民

→かつてルチェルトラ荒野で暮らしていた遊牧民。羊や馬、亜竜を家畜としていた。トラモント黄皇国建国時、初代黄帝のフラヴィオ1世と不可侵条約を結んだが、後世になると黄皇国との諍いが絶えず、黄暦315年頃、黄皇国軍によって滅ぼされた。


◆雲民

→争乱や貧困によって定住地を失い、各地を彷徨って暮らしている人々のこと。疫病や治安悪化の原因になると言われ、ほとんどの国や地域で差別的扱いを受けている。「土食い」「死体あさり」とも。


◆古代ハノーク人

→始世期に三大陸を支配していたハノーク大帝国の人々。神々と密接な繋がりを持ち、非常に高度な文明を築いていたと言われるが、≪大穿界≫によって滅亡した。

【賊】

◆ゲヴラー一味……竜牙山を拠点とする山賊(義賊)。

◆ライモンド海賊団……ピエタ島を拠点とする海賊団。強力な神術兵器と艦隊を持つ。

◆ライリー一味……ラフィ湖を縄張りとする湖賊。

◆マウロ一味……タリア湖を縄張りとしていた湖賊。黄暦335年頃、黄皇国軍によって討伐された。

◆ロドヴィコ一味……ベラカ湖を縄張りとする湖賊。

◆砂賊……ラムルバハル砂漠に跋扈する盗賊の総称。

  
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