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2014/8/13~「小説家になろう」で連載中のファンタジー戦記『エマニュエル・サーガ―黄昏の国と救世軍―』の登場人物&用語についてざっくり解説するページです。各章の簡単なあらすじや年表なども掲載中。 ※当ブログ内の文章・画像等の無断転載はご遠慮下さい。

   
カテゴリー「用語」の記事一覧
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【貨幣・度量衡】

◆ 刻……時間の単位。1刻=1時間。
(アレー)……長さの単位。地球単位で5cm

(アナフ)……長さの単位。地球単位で5m

(ゲーザ)……長さの単位。地球単位で500m

(ベイツァ)……重さの単位。地球単位で50g

(ペリー)……重さの単位。地球単位で500g

(サデー)……面積・石高の単位。1圃=1ヘクタール=穀物収穫量500kg

赤銅貨(ペラフ)……貨幣の一。日本円で50円程度。

青銅貨(ペニナ)……貨幣の一。日本円で500円程度。

銀貨(ノツァ)……貨幣の一。日本円で10,000円程度。

金貨(シール)……貨幣の一。日本円で100,000円程度。

 

 

【祝祭日】

◆竈神祭……大晦日のこと。家中の竈や暖炉の煤を払い、竈の神ベートに感謝の祈りを捧げる日。

◆六聖日……新年の最初の6日間のこと。神界戦争終結時、地上に降った嘆きの雨が6日目に止み、新たな時代が到来したことに由来している。

◆祝聖日……元旦のこと。世界の始まりを意味する日。

◆鳥啼祭……新年2日目のこと。神鳥ネスが初めて鳴き、卵を生んだ日を象徴する。

◆魔祓いの日……新年3日目のこと。ネスが魔物から天樹と卵を守った日を象徴する。

◆神誕祭……新年4日目のこと。この世に初めて神が生まれた日を象徴する。

◆嘆きの日……新年5日目のこと。≪母なるイマ≫が自ら命を絶った日を象徴する。

◆黎明節……新年6日目のこと。神界戦争ののち、嘆きの雨が止み世界が光を取り戻した日を象徴する。

再誕祭(トラカティア)……ルミジャフタ郷の祭日。天道暦に基づき、子供が30歳を迎えたことを祝う日。ハノーク暦に換算すると13~14歳の誕生日に当たる。

 

 

【儀式】

◆クィンヌムの儀

→ルミジャフタ郷に古くから伝わる儀式。成人を迎えた男児に聖祖タリアクリの足跡を辿り、世界を旅することを課す。一族の中で一人前の戦士として認められるための通過儀礼であり、この儀式を拒むことは一生の恥と言われている。

◆成人の儀
→ルミジャフタ郷で子供の15歳を祝う儀式。夏至の日に当年15歳となる子供たちが集まり、ケチョリと呼ばれる盛装をまとって神への感謝の舞を奉納する。その後ザオリンと呼ばれる祝宴が開かれ、郷を挙げて新成人の誕生を祝福するという、ルミジャフタ郷で最も重要な儀式とされているものの一つ。

◆清めの儀

竈神祭の最後に家長によって行われる儀式。大掃除の際に汚れた衣類などを暖炉で焼き、その炎に宿る竈の神ベートに一年の感謝と祈りを捧げる。この儀式を日没までに済ませないと一家はベートに見放され、翌年不幸に見舞われると信じられている。



【娯楽】

聖戦(リヴォルト)

231組の騎士団が旗を巡って対戦する競技。エマニュエル全土で非常に人気の高い娯楽で、競技に参加する騎士は聖戦騎士(リヴォルトナイト)と呼ばれる。

 

聖戦騎士団(リヴォルトナイツ)

→聖戦に参加する騎士団のこと。戦争に参加する軍事的騎士団とはまったく毛色の違う組織だが、優秀な聖戦騎士は戦時に軍人として引き抜かれることもある。

 

聖戦場(マウソリウム)

→聖戦が行われる会場のこと。巨大な円形の建造物であることが多い。

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【食】
◆華酒……花をリキュールに浸けて色づけした高級酒。アマゾーヌ女帝国産のものが有名。
◆香茶……香草を加工した茶葉から煮出して作るお茶。
◆サク……ルミジャフタ郷の郷土料理。黄黍を練って作った生地を薄く焼き、それに肉や野菜、チーズなどを巻いて食べる。
◆パンナコッタ……トラモント黄皇国でよく食べられる菓子。牛乳プリンのようなもの。
◆ビスコッティ……トラモント黄皇国でよく食べられる焼き菓子。とても固い。
◆フォーコ……トラモント黄皇国で使用される調味料。とてつもなく辛い。
◆マチェドニア……トラモント黄皇国でよく食べられる菓子。フルーツポンチのようなもの。

【植物】
◆黄黍……トウモロコシのような穀物。ルミジャフタ郷の主食。

◆千香花……香茶の茶葉としてよく使用される香草。加工法の違いによって香りが変化する。

◆パピュア……春になると紫色の小さな花を房のように咲かせる香草。よく香茶に使用される。

◆レジェムの実……寒冷地で採れる紡錘形の赤い果実。シャリシャリとした触感で甘酸っぱい。

◆黒鉄蔓……竜牙山に自生する黒く丈夫な蔓状の植物。竜の力でも引きちぎることができないと言われ、竜騎士の命綱などに使われる。

【宝石・鉱石】

◆金縞石……所々に茶色い縞の入った金色の石。高級石材として利用される。

◆紫幻石……持つ者に幻を見せると信じられている紫色の宝石。

◆神血石……神の血が固まってできたと言われる青い石。非常に貴重な宝石で、あらゆる不浄を清めることができる。

◆清湍石……清らかな流れの川でしか取れないと言われる水色の宝石。「ベラカ石」とも。

◆赤暉石……赤色の宝石。夕日と同じ色をしていることからトラモント黄皇国で人気が高く、高値で取引される。

◆緑光石……内部に小さな光を宿した緑色の宝石。

◆夜光石……蒼白く輝く鉱石。よく街灯などに利用される。


【諺】
◆竈が空になる
→家の守り神である竈神ベートに見放され、竈にくべる薪も買えなくなるほどにおちぶれること。信仰を怠ると必ず報いがあるという意味。


◆晴雨はシャマイムの悪戯
→この世で天候を操ることができるのは天空神シャマイムだけである。人間にはそれを予測することも変えることもできない。転じて人生で起こり得るすべてのことは神々の悪戯であり、明日には何が起こるか誰にも予想はできないという意味。

◆竜騎士さえも自らの舌は御しきれぬ
→巨大で獰猛な竜を操る竜騎士さえも自分の口は操りきれないという意味。転じてどんな人間も失言をしたり秘密を漏らしたりする可能性があるから、どうしても知られたくないことは他人に話さない方がいい、という意味でよく使われる。

【その他】(※50音順)
◆アイーダ……緑竜。竜騎士エラルドの愛騎。
◆赤服……カルロッタの異名。
◆アデラ……ヴィンツェンツィオ家に仕えるメイドの一人。マリステアの友人。
◆五つの受難……ルミジャフタ郷の英雄タリアクリが旅の間に受けた五つの苦難(飢え、裏切り、迫害、喪失、傷病)のこと。
◆『イマの機織り』……母神イマが時神マハルの縒った糸を縦糸に、運命神エシェルの縒った糸を横糸にして「(ことわり)」という名の機を織ったという神話。
◆イマの星……エマニュエルにおける北極星のこと。
◆イルヴァ……赤竜。竜騎士ニルデの愛騎。
打ち返し(ヒットバック)……有名な剣技の一つ。相手の呼吸に合わせて剣を弾き、その反動を活かして距離を取ったり隙を衝いたりするための技。
◆エディアエル兵書……オーロリー家の始祖エディアエルが書き残したとされる兵法書。
◆エラルド……『翼と牙の騎士団』に所属する男性竜騎士。
◆オーロリー家……〝神に愛されし一族〟と呼ばれるトラモント黄皇国の名家。様々な分野で天才を輩出している。
◆カラリワリ……霊鳥トスネネの羽で作られたルミジャフタ郷のお守り。
◆岩道……ラムルバハル砂漠の砂の下に存在すると言われる岩の道。岩道の上は砂が浅く、スナヘビ等が潜れないため人間が砂漠を横断する際比較的安全に通行することができる。
海賊帽(キャプテン・ハット)……カルロッタの異名。
◆近世ハノーク語……通暦1100~1300年頃まで使われていたハノーク語。難解な言い回しが多い。
◆剣鬼……ギディオンの異名。
◆クストーデ・デル・ヴォロ号……カルロッタが乗る海賊船の名前。魔砲を搭載している。
◆血泥冥哭……命神ハイムの神話で王子ヘヴェルが受けた、この世を取り巻くあらゆる苦しみのこと。「血」は「戦い」を、「泥」は「飢え」を、「冥」は絶望を、「哭」は哀絶を表す。「四難」とも。
◆現代ハノーク語……現代で話されているハノーク語。ごく一部の地域を除き、エマニュエル全土で使われている。
◆ゴーレム……古代ハノーク人たちが人工の魂を入れて製造していたという岩人形。
◆黒風刃……ヴィルヘルムの異名。
◆五黄将……トラモント黄皇国の五地方を治める五人の統帥のこと。
◆古代ハノーク語……古代ハノーク人たちが使っていた言語。
◆古代ハノーク文字……古代ハノーク人たちが使っていた文字。現代ハノーク文字が表音文字であるのに対し、古代ハノーク文字は表象文字としての意味合いが非常に強い。
◆コリ・ワカ……ルミジャフタ郷の伝説に登場する黄金のピラミッドのこと。「太陽の聖所」とも。
◆金色王……オルランドの異名。
◆三鬼将……かつて黄皇国を支えた三人の猛将(ラオス、ギディオン、ワーグマン)の呼び名。
◆三大貴族……トラモント黄皇国で最も権勢を振るう三つの大貴族のこと。オーロリー家、ヒュー家、ラインハルト家のことを指す。
◆常勝の獅子……ガルテリオの異名。
◆神術兵器……古代ハノーク人が作っていたとされる神刻の力を利用した兵器。現在では角人族だけが製法を知っていると言われる。「古代兵器」とも。
◆神話大全……世界各地の教会が個別に発行している聖典の内容を編纂し、時系列順に並べた歴史的書物。全50巻。
常灯燭(スカンス)……火刻(フレイム・エンブレム)の力を利用した燭台。常時火を灯し続けることができる。
◆ステファノ……ケリーの愛騎だった亜竜の名前。
◆セレン様式……始世期後期にハノーク大帝国で用いられていた建築様式。
◆閃鬼……セレスタの異名。
◆ダニオ……ヴィンツェンツィオ家に仕える庭師。
◆チッタ・エテルナ……ロカンダにある宿屋。地下に救世軍のアジトがある。
◆『泣いた王子さま』……世界的に有名な童話の一。命神ハイムの神話が元になっている。
◆ニルデ……『翼と牙の騎士団』に所属する女竜騎士。蒼淼刻(フラッド・エンブレム)の使い手。
神鳥(ネス)座……エマニュエルの星座の一つ。冬、東の空に現れる。
◆ハーヴェル……オルランドが竜父につけた呼び名。本来竜父は固有の名を持たないが、二人の友情の証として竜父が特別に呼ばせている。
◆パーレイ……「交渉」の意。海賊の掟で、パーレイを求められた者は必ずそれに応じなければならない。
◆ベティ……ヴィンツェンツィオ家に仕えるメイドの一人。マリステアの友人。
◆ヘヴェル……童話『泣いた王子さま』に登場する王子。命神ハイムの試練を受ける。
◆星の間……ロカンダの地下遺跡にある広間。古代の装置によって天井に星空を映し出すことができる。
◆星見の予言……古代ハノーク人たちが重用していた予言。天体の運行から未来を予測する。
◆魔砲……神術兵器の一つ。神刻(エンブレム)の力を圧縮し、砲弾として射出する。
◆マム……ルミジャフタ郷で祭事の際などに使われる細長い筒状の太鼓。
◆マルチェロ……オーウェンの愛騎だった亜竜の名前。
◆ミード亭……黄都ソルレカランテにある宿屋。
神璽(みしるし)……二十二大神を象徴する二十二の紋章のこと。
◆幽霊教会……ボルゴ・ディ・バルカに存在する曰く付きの廃教会。地下に救世軍のアジトがある。
◆ラ・リベルタ……救世軍の戦いを讃える歌。作詞作曲者は不明。
◆リナ……童話『泣いた王子さま』に登場する善良な娘。行き倒れていたヘヴェルを救う。
◆竜頭兜……『翼と牙の騎士団』の竜騎士が被っている竜の頭を模した兜。
◆竜槍……『翼と牙の騎士団』の竜騎士が使用する、細長い傘のついた槍。
◆竜母……竜父を産んだ雌竜のこと。『翼と牙の騎士団』ではこの雌竜の騎手が団長となる決まりになっている。
◆竜命石……竜の額についている石のこと。これを砕いて服すと不老不死になれるという噂があり、石を求めて竜の命を狙う人間も多い。
◆ルミジャフタ語……ルミジャフタ郷で古くから使われている言語。

【エマニュエルの神々】

◆神鳥ネス

→天界に存在する天樹エッツァードを守っている鳥。ネスが撒いた天樹の種から世界が生まれたという神話に基づき、≪始まりの鳥≫とも呼ばれる。ネスの涙には万病やいかなる傷も癒やす力があると信じられている。

 

◆イマ

→二十二大神の生みの親。≪母なるイマ≫、≪大いなるイマ≫などと呼ばれる。

 

◆白きもの

→エマニュエルで最初に生まれた神の一つ。イマと交わり十一の子を設けた。

 

◆黒きもの

→エマニュエルで最初に生まれた神の一つ。イマと交わり十一の子を設けた。

 

◆二十二大神

→イマと白きもの、黒きものの間に生まれた神々。現在は神界戦争で使い果たした力と傷を癒やすため、復活の予言を残し眠りに就いている。

 

◆五十六小神

→二十二大神に仕えた神々。現在は二十二大神と共に眠りに就いている。

 

◆二十二邪神

→天界の二十二大神と対を成す魔界の神々。二十二大神に代わって地上を支配することを望んでいる。

 


【二十二大神】(※行頭の数字は神位を表す)
1.賢神ホフマ……智恵と学問の神。神璽は≪焔冠(ネーゼル)≫。
2.美神ヤッフェ……美と芸術の神。神璽は≪真実の竪琴(キノール)≫。
3.豊神アサー……再生と豊穣の神。神璽は≪蝶斧(パルゼン)≫。
4.天神シャマイム……天空を司る神。神璽は≪天理の機(ハオラム)≫。
5.永神トーラ……秩序と永遠の神。神璽は≪尾を噛む蛇(フーグ・ナハシュ)≫。
6.愛神エハヴ……博愛の神。神璽は≪白水花(リベカ)≫。
7.泰神シャローム……平和の神。神璽は≪矢を緝む花冠(コルバン)≫。
8.理神イノシュ……理性を司る神。神璽は≪戴冠する獣(ゼヴ・メレフ)≫。
9.真神エメット……真実を司る神。神璽は≪白鴉の杖(シェイベット)≫。
10.運神エシェル……運命の神。神璽は≪聖印(ガルガリン)≫。
11.義神ツェデク……正義を司る神。神璽は≪蛇巻きの剣(イトゥ・ヘレヴ)≫。
12. 識神コル……全智の神。神璽は≪全智の目(シュレムート)≫。
13.命神ハイム…… 生命と魂を司る神。神璽は≪星樹(ラハツォート)≫。
14. 聖神カドシュ……聖浄と祝福の神。神璽は≪聖なる鐘(ムシュマ)≫。
15. 時神マハル……時の神。神璽は≪三本の矢(シャオン)≫。
16. 蒼神マイム……水の神。神璽は≪青き雫(セラフ・ナタフ)≫。
17. 光神オール……光と希望の神。神璽は≪六枝の燭台(メノラー)≫。
18. 縁神ハヤー……森羅万象を司る神。神璽は≪星を抱く月(ハロム)≫。
19. 金神シェメッシュ……太陽の神。神璽は≪太陽を戴く牡牛(レーム)≫。
20. 戒神ナーサー……裁きの神。神璽は≪双鍵(マフテアフ)≫。
21. 境神パトゥア……境界を司る神。神璽は≪神鏡(マルアー)≫。
22. 翼神ホフェス……自由を司る神。神璽は≪白き翼カナフ≫。


【二十二の邪神】(※行頭の数字は対となる天界神を表す)
1.愚神ティペシュ……暗愚と怠惰の神。神璽は≪墜冠(カローナ)≫。
2.醜神メホアル……汚醜の神。神璽は≪黒琴(アルファ)≫。
3.兇神エシュボル……破壊の神。神璽は≪焱斧(ダポール)≫。
4.地神アダマー……大地の神。のちに天界側へ寝返った。神璽は≪嘲天の蛇(ミール)≫。
5.濁神テホム……混沌の神。神璽は≪脱皮する蛇(ズミーヤ)≫。
6.怨神サーナー……怨み、嫉み、憎しみの神。神璽は≪黒沈花(プラプス・トワ)≫。
7.戦神ミハルマ……戦いの神。神璽は≪神殺しの矢(ジェルトバ)≫。
8.
神バアル……暴虐の神。神璽は≪蹂躙する獣(ヴォルク・ガローリ)≫。
9.偽神シャウ……嘘と偽りの神。神璽は≪鴉の杖(トラスニク)≫。
10.疫神ホレヴ……不幸をもたらす神。神璽は≪邪印(カリョサ)≫。
11.悪神ラー……悪を司る神。神璽は≪殺戮の剣(ミジュ)≫。
12.盲神エハッド……無知の神。神璽は≪瞑眼(ヴォーリ)≫。
13.死神マヴェット……死をもたらす神。神璽は≪墜落の星(クリエスト)≫。
14.邪神シックーツ……呪いの神。神璽は≪魔寄せの鐘(クオロコル)≫。
15.頽神エトモール……未来を閉ざし、過去を砕く神。神璽は≪断折の槍(ブリーミャ)≫。
16.火神エシュ……すべてを燃やし尽くす炎の神。のちに天界側へ寝返った。神璽は≪劫火(シュリーマ)≫。
17.闇神ホシェク……闇を司る神。神璽は≪堕天する灯火(ウレン・ヴァイト)≫。
18.喪神アイン……無を司る神。神璽は≪闇に沈む月(ミシュタージ)≫。
19.夜神ヤレアフ……夜を支配する神。神璽は≪墜角の牡牛(ヴィック)≫。
20.罪神ペシャ……罪をもたらす神。神璽は≪贋鍵(クルージュ)≫。
21. 背神イェツィア……裏切りと侵略の神。神璽は≪魔鏡(ジェカラ)≫。
22.縛神アーサル……支配する神。神璽は≪黒き翼(クルイロー)≫。


【五十六小神】
◆アクラマス……宝石の神。様々な石に神秘の力を与える。
◆イフターハ……道を開く神。人間を新たな発見や開拓に導く。
◆エームナー……信仰を司る神。信仰心の厚い者に加護を授ける。
◆オヴェド……労働・耕作の神。勤勉な者を祝福し善報を与える。
◆オーズ……武勇の神。五武神を束ねる存在。勇気あるものに加護を与える。
◆オネシフォロ……商いの神。人に豊かさを授ける神。
◆キドヌ……槍の神。五武神の一。憂いを払う神槍メシレミトの化身。
◆ケシェット……虹の神。調和の神、縁結びの神とも。
◆サガール……斧の神。五武神の一。煩悩を砕く神斧ペラツィムの化身。
◆サファ……言霊の神。言葉に神秘の力を与える。
◆ザラ……暁の神。太陽神シェメッシュに仕え、夜明けをもたらす。
◆シェヴェト……杖の神。迷える者を導く神。
◆シェラ……祈祷の神。人々の祈りを天界へ運ぶ役割を持つ。
◆シェラハ……弓の神。五武神の一。狩猟の神とも。神弓コハブヤヴァルの化身。
◆シェレグ……雪の神。純潔の神とも。
◆シェワ……天秤の神。トーラの三柱神の一。平等や均衡を司る。
◆シムロン……盾の神。五武神の一。呪いを撥ね除ける神盾シャマルタの化身。
◆シャアル……門を司る神。天界へと至る門の番人。
◆シャーレム……償いと赦しの神。罪を償おうとする者に手を差し伸べる。
◆シル……歌の神。美しい歌に宿るとされる。
◆ズィカロン……記憶の神。世界の始まりからの歴史をすべて記憶している。
◆スフィナ……船の神。船に風をもたらし、航海の間船乗りたちを守ると言われる。
◆ソド……秘密を司る神。神々の秘密を守るため、自ら喉を裂き唖者となったとされる。
◆タリア……雨の神。三水神の一。大地に潤いと恵みを与える神。
◆ダロム……夏の神。四獣神の一。鳳の姿をし、空の生き物を守護する。
◆チュカ……情熱の神。情熱を燃やす者を愛し加護を与える。
◆ツァイール……若さと青春の神。高潔な理想に燃える若者を愛し、祝福を与える。
◆ツァフォン……冬の神。四獣神の一。地竜の姿をし、地中の生き物を守護する。
◆ツェファト……掟の神。トーラの三柱神の一。法を司り、それを破る者には罰を与える。
◆ティクトー……妊娠と出産の神。新たな命に祝福と加護を与える。
◆ティルツァ……喜びの神。笑い声に呼ばれて現れ、人々に幸福をもたらすと言われる。
◆ネーツ……風の神。隼の姿で空を飛び、風を生む神。
◆ネヘラム……眠りと夢を司る神。時折夢の中に現れ、預言や死者の言葉を伝えると言われる。
◆ハスィード……誓いの神。誓いを守る者には祝福を、破る者には報いを与える。
◆ハトゥンナ……恋愛と結婚の神。チュカとキドヌの間に生まれたとされる。
◆ビーナー……悟りの神。トーラの三柱神の一。真理を求める者に悟りを与える。
◆ビルガ……灯火の神。暗闇の中で人を導くと言われる。
◆ベート……竈の神。暖炉の神とも。一家に祝福と加護を与える。
◆ヘーマー……義憤の神。悪を正そうとする者に祝福を与える。
◆ベラカ……川の神。三水神の一。穢れを洗い流し、祝福を与える。
◆ペラヒーム……花の神。美神ヤッフェの眷族。花の美しさと儚さを司る。
◆ヘレヴ……剣の神。五武神の一。恐れや迷いを断ち切る神剣ペラツィムの化身。
◆マーラヴ……秋の神。四獣神の一。白獣の姿をし、地上の生き物を守護する。
◆マッサ……旅の神。旅人に様々な試練を与えるが、それを乗り越えた者に祝福を与える。
◆ミズラフ……春の神。四獣神の一。水竜の姿をし、水中の生き物を守護する。
◆ベリ……鐘の神。魔を払うと言われる聖鐘ムシュマの化身。
◆ヤイン……酒の神。享楽の神とも。飲んだ者が望んだとおりの幻を見られるという神酒ハーゾンの作り手。
◆ヤム……海の神。三水神を束ねる存在で、すべての恵みの源とされる。
◆ラアム……雷の神。神々の命令で天界から地上を見下ろし、悪事を働く者を雷槍ペレスで打つと言われる。
◆ラハミーム……憐みの神。弱き者に慈悲を垂れ、加護を与える。
◆ラフィ……泉の神。三水神の一。渇きに苦しむ者に潤いと癒しを与える。
◆ラマド……学問の神。飽くなき探究心を持つ者に祝福を与える。
◆ルート……友情と再会の神。縁神エフェスが結んだ縁を守り見守る役目を持つ。
◆レーツァン……道化の神。悪戯好きでよく人を驚かせる。
◆レトシム……鍛冶を司る神。のちに五武神となる神の武具や様々な神具を作り出したと言われる。
◆ロフェ……医療の神。人間に様々な医術を授けたとされる。
  
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